特技について


特技の見方

種族と武器にはそれぞれ特技が書かれています。

特技は以下のように表されます。

名称:
種別: クラス: レベル上限: タイミング:
判定: 対象: 射程: コスト: 効果:

特技の使用制限

種族特技はその種族である限り使用することが出来ますので、実質いつでも使えます(種族が変わることはありません)。

しかし武器特技は違うことに注意してください。武器クラスが指定されていた場合、 その特技は、その同じカテゴリの武器を装備している時のみ使用できます。

たとえば長剣を装備していたとします。その時、クラスが指定の無いもの、
またクラス:長剣の特技を使用できますが、クラス:斧と書かれている技は使用できません。
使用する場合は武器を持ち替えて、斧を装備した時のみ使用できます。
また、武器を切り替えた時、その前に適用されていた特技効果は打ち消されます。
たとえばシンプルフェイズで長剣の特技で命中力をあげたとします。その次に斧に持ち替えたら、
その場合はその特技の効果は消されます。あくまで長剣の特技は長剣装備中のときにしか効果がない
ということを覚えておいてください。

なお、クラスが指定されていない特技は、どの武器を装備していても効果を表します。

特技の重複について

同じ効果(同特技)を重ねかけすることはできません。たとえば、刀の特技《高速抜刀術》は
シンプルフェイズで使えますが、これをシンプルフェイズ2回消費して2回かけるということはできません。
また戦闘中効果が継続する特技も同じです。

特技の射程と範囲について

特技には射程と対象範囲があります。

射程は、自分を中心にして、どのSqまで届くかです。たとえば1Sq(近接武器と同じ)であれば、

1マス範囲

となります。これが2Sqだと、

2マス範囲

となり、灰色の地点を起点として選ぶことが出来ます。この時、表記では単純に1Sq、2Sqと表記します。 もし1Sqが攻撃できない(射撃攻撃など)であるならば、2Sq~4Sqと表記します。
また、自分のSqを含める場合には0Sq~nSqと表記します。

では射程が2Sqを想定して、対象が範囲1の場合は、こうなります。

特定の範囲

灰色の部分を自由に選択でき、選択したマス(黄色のマス)に存在するキャラを範囲とします。

もしこれが範囲2だった場合は、このようになります。

特定の範囲

黄色のマスを起点として、その起点マスと周囲1マスを範囲とします。この時、範囲マスに自分が存在するときは、そのマスも対象となります。(ただし例外があり、それは効果で説明されます)

直線の場合どうなるかというと、同じく射程2Sq、直線3の特技があったとすると、

特定の範囲

となります。この場合1、2,3,4の上下左右の方向を決められ、起点から1Sq、2Sq、3Sqと計算します。
方向は任意に決定することが出来ます。この時4を選んだ場合は自分も巻き込まれることに注意しましょう。