特技について
特技の見方
種族と武器にはそれぞれ特技が書かれています。
特技は以下のように表されます。
名称:
種別: クラス: レベル上限: タイミング:
判定: 対象: 射程: コスト:
効果:
- 名称:その技の名称です
- 種別:その技の種別です。
- 必:その種族、武器を選んだら必ず取得する特技
- ビ:キャラメイク時にしか取得できない特技。つまりレベルアップした際には取得できません。
- ー:特に制限はありません。
- クラス:その技のクラス(カテゴリー)です。
- レベル上限:その特技のレベル上限
- タイミング:その特技が使えるタイミング
- 常時:常に効果が現れています。
- オート:特定のタイミングで、自由に使用できます。
- シンプル:シンプルフェイズの時に使用できます。
- メイン:メインフェイズの時に使用できます。
- スタート:スタートフェイズのときに使用できます。
- イニシア:イニシアチブプロセスのときに使用できます。
- セット:セットフェイズのときに使用できます。
- エンド:エンドフェイズのときに使用できます。
- 判定:特技を使用するときに必要な判定です。
- 対象:その特技の対象となる範囲や数です。
- 自身:自分が効果を受けます
- 単体:自分を含めた一人だけ対象になります。
- 範囲X:指定したSqから範囲XSqに存在するキャラを全て対象にします。
- 直線X:指定したSqから、その直線上XSq内にいるキャラを対象とします。
- シーン:シーンに登場しているすべてのキャラを対象とします。
- (選択):範囲、シーンなどにこれがついていた場合、対象となりえるキャラから自由に選択することができます。
- 射程:その特技の射程。『武器』と明記されていたら、その武器の射程となります。
- コスト:その特技を使用した際に消費するHP、もしくはMPです。
- 効果:その特技によって、生じる効果です。
特技の使用制限
種族特技はその種族である限り使用することが出来ますので、実質いつでも使えます(種族が変わることはありません)。
しかし武器特技は違うことに注意してください。武器クラスが指定されていた場合、 その特技は、その同じカテゴリの武器を装備している時のみ使用できます。
たとえば長剣を装備していたとします。その時、クラスが指定の無いもの、
またクラス:長剣の特技を使用できますが、クラス:斧と書かれている技は使用できません。
使用する場合は武器を持ち替えて、斧を装備した時のみ使用できます。
また、武器を切り替えた時、その前に適用されていた特技効果は打ち消されます。
たとえばシンプルフェイズで長剣の特技で命中力をあげたとします。その次に斧に持ち替えたら、
その場合はその特技の効果は消されます。あくまで長剣の特技は長剣装備中のときにしか効果がない
ということを覚えておいてください。
なお、クラスが指定されていない特技は、どの武器を装備していても効果を表します。
特技の重複について
同じ効果(同特技)を重ねかけすることはできません。たとえば、刀の特技《高速抜刀術》は
シンプルフェイズで使えますが、これをシンプルフェイズ2回消費して2回かけるということはできません。
また戦闘中効果が継続する特技も同じです。
特技の射程と範囲について
特技には射程と対象範囲があります。
射程は、自分を中心にして、どのSqまで届くかです。たとえば1Sq(近接武器と同じ)であれば、
となります。これが2Sqだと、
となり、灰色の地点を起点として選ぶことが出来ます。この時、表記では単純に1Sq、2Sqと表記します。
もし1Sqが攻撃できない(射撃攻撃など)であるならば、2Sq~4Sqと表記します。
また、自分のSqを含める場合には0Sq~nSqと表記します。
では射程が2Sqを想定して、対象が範囲1の場合は、こうなります。
灰色の部分を自由に選択でき、選択したマス(黄色のマス)に存在するキャラを範囲とします。
もしこれが範囲2だった場合は、このようになります。
黄色のマスを起点として、その起点マスと周囲1マスを範囲とします。この時、範囲マスに自分が存在するときは、そのマスも対象となります。(ただし例外があり、それは効果で説明されます)
直線の場合どうなるかというと、同じく射程2Sq、直線3の特技があったとすると、
となります。この場合1、2,3,4の上下左右の方向を決められ、起点から1Sq、2Sq、3Sqと計算します。
方向は任意に決定することが出来ます。この時4を選んだ場合は自分も巻き込まれることに注意しましょう。