特殊なルール


バッドステータス

 『ORM』では、キャラクターが不利な状況に陥ることがあります。
たとえば毒を受けたり、朦朧状態になったり。こう言った状態を[バッドステータス状態]と
呼びます。バッドステータスの種類と効果は以下の通りです

バッドステータスの重複

キャラクターが同じバッドステータスを受けた場合、大きな効果のほうを適用します。
例えば、強度5の毒と、強度10の毒を受けた場合、強度10の毒の効果を受けることとなります。

バッドステータスの解除

バッドステータスは戦闘中のみです。戦闘終了した地点で全てのバッドステータスは解除されます。

待機

 ターン進行の際、行動を様子見たい場合があります。その時は[待機]を宣言できます。
待機した場合は、[待機状態]となり、待機状態じゃないキャラクター全員が動き終わった後に
行動をすることができます。待機状態のキャラクターが複数いる場合は、【先制値】の順に行います。
ただし、待機は1ターンに1度までです。

カバーリング

 戦闘中など、自分の身を挺してでも誰かを守ろうと思うことがあるでしょう。そういったとき、
つまり味方をかばうことを[カバーリング]といいます。カバーリングの条件は以下の通りです。
なお、カバーリングは1プロセスに1回までしか行えない。これはあらゆるデータで変更できないとします。

カバーリングは「ダメージロールの直前」に宣言します。ダメージロール直後になったら宣言できません。

カバーリングが成立したら、かばわれたキャラクターはダメージロールの対象から外れます。
カバーリングを行った側の防御力でダメージ算出を行います。

カバーリングしたキャラクターは特技を使わない限りは行動済みとなります。

範囲攻撃のカバーリング

 範囲攻撃を受けた際、カバーリングを行うことはできる。
その時、自分とかばう対象がダメージを受ける場合最終的なHPダメージを2倍にすること。

ガード

 相手の武器攻撃に対し命中した場合、ダメージロールの直前に[ガード]を宣言できます。
ガードを行うにはワークス特技《武器防御》が必要となります。
 ガードを行うことで、武器属性防御力にガード値を足すことができます。ただし、他の属性には
効果はありません。

飛行状態

 キャラクターが空を飛んでいる状態を表します。
 飛行状態になるには特技、ないしはアイテムの効果を必要とします。
飛行状態のキャラクターは、敵対するキャラクターのいるSqを通り過ぎることが出来ます。
ただしそのSqにとどまることは出来ません。
 またどのぐらい高いところを飛んでいるかはGMの判断で決めること。近接攻撃を受けない、と
してもよい。

隠密状態

 キャラクターがどこかに隠れている状態です。
 [隠密状態]になるには、メインフェイズで宣言することです。また特技を使うことで
隠密状態になることができます。
 また[隠密状態]のキャラクターが同じ場にいる場合、自分のシンプルフェイズを使って
看破することが行えます。その場合、【知覚】判定と【反射】判定の対決判定となります。

隠密状態の効果

[隠密状態]による効果は以下の通りです。

隠密状態の解除

[隠密状態]は以下の条件で解除されます。

水中状態

 水中にいる場合、あらゆる判定のダイスを-1個します(最低1個)。

休息

 十分な休息をすれば、キャラクターは傷や精神を回復することが出来ます。
 GMが十分な時間があると判断した場合、プレイヤーは休息することが出来ます。

 もし仮眠程度であれば、【HP】を【筋力基本値】÷2、【MP】を【精神基本値】÷2回復
できるとすればいいでしょう。

 もし十分な休息であれば、【HP】を【筋力基本値】、【MP】を【精神基本値】回復
できるとすればいいでしょう。

 もし宿屋などで快適に眠れた場合は【HP】を【筋力基本値】×2、【MP】を【精神基本値】×2回復 できるとすればいいでしょう。

 もし睡眠を妨害された場合は回復量をGMが調節してもよいでしょう。